釜山に行ったらホルモンを食べよう

東京から飛行機で2時間半出いける海外の都市、釜山。釜山は九州からフェリーで行けるほど近距離にある海外ですよね。韓国にはちょいちょい遊びに行っていますが、何をしに行っているかと言うとご飯を食べに行っているんです。日本でも韓国料理は食べられますが、現地で食べる韓国料理はやっぱり美味しくて、野菜や肉も鮮度が違うためハマってしまったのかもしれません。

チャガルチ市場近くのペックァヤンコプチャン

これまではソウルばかり訪れていましたが、今回は知人に会いに行くことが目的の旅なので釜山へ渡り蔚山（ウルサン）という街まで遊びに行きました。知人に釜山でおすすめのお店はと聞いたところ教えてくれたのが南浦洞のホルモン焼き通りにあるお店でした。

ここを訪れた日は台風が接近しており釜山は豪雨に見舞われていました。そんななかタクシーでいそいそとチャガルチ駅まで向かいます、駅からは近そうだったのでチャガルチ駅で降りて歩くことにしました。車中でも豪雨に少々ひいていましたが、クルマを降りて体感する豪雨は凄まじく私の折り折りたたみ傘では対応しきれず一瞬でズブ濡れです。チャガルチ駅の6番or8番出口からは歩いてすぐ。大きな通りに背を向けて１つ目の角を左に曲がってすぐ右手にあるのがペックァヤンコプチャンです。店構えは飲食店と言うより、小屋のような雰囲気ですが一応見上げると看板が出ています。

豪雨と戦いながら店内に入ると時間がまだ早いせいか一組のおじさんが焼酎飲みながら語り合っていました。っていうか、このお店はなんだ！と思うのがおそらく最初の印象になるともいます。建物の中には複数の焼き場があり（それぞれお店が違うのかな？）どこに座っていいかよくわからないし、店員のおばちゃんどう見ても日本語通じなそうだし、これはなかなかレベルが高いところに来てしまったのかもしれないと思いましたがその反面で旅は現地の臨場感を楽しむものと持っている私はワクワクが止まりません。

雰囲気に圧倒されるホルモン焼き

入り口で店内を直立で見渡すこと30秒、一人のおばちゃんがここに座りなさいという感じの案内をしてくれました。ちょっと一安心と思いながら椅子に座りましたが今度は注文の仕組みがわからない。メニューは少し離れたところに看板的な感じで貼ってありましたが韓国語で記載されているし、困った挙げくスマホで写真を見せて注文しました。おばちゃん意外と察する能力高しです！ビールだけは注文できましたｗ

注文を受けるやおばちゃんはどこからともなくホルモンを出し、豪快に切り分けていきます。日本では余り見かけることがない熟練の技というか、食材の準備。お皿には数種類のホルモンがもられていましたが、詳しくないので部位はよくわかりません。ビールを飲みながら店内の観察をしているとどんどんお客さんが入ってきました。皆さん馴染みの場所があるようで迷わず奥に進んでいきます。ステンレスのテーブルのに穴が空いており、どうやらそこに炭があり七輪のような感じになる模様。

準備が整ったら軽く説明されて、おばちゃんがガンガン焼いてくれます。焼けたら取り皿へ配膳してくれるので日本で言う高級焼肉店みたいな感じになりますが、ホルモンってどこまで焼いていいのか難しいので正直嬉しい。焼ける匂いと炭火の熱、店内の活気、これは日本ではまず見れない光景でしょう。綺麗な焼肉店よりもわいわいガヤガヤな焼肉店のほうが好きな私にはものすごくストライクな場所。さすが知人は私の好みわかってますね！

雰囲気もいいのですがもちろん味もうまい！韓国って日本に比べてお肉の鮮度が高い気がします。そして肉の味が濃い。ホルモンも同様で臭みではなく程よい感じで、ホルモンをあまり食べない妻もお酒がすすむようでした。知人いわく牛肉は韓国のほうが美味しいけど、鶏肉は日本のほうが美味しいらしいです。得意分野があるのかしら。思い返してみれば知人と日本で食事に行くときは焼き鳥屋さんが多かったかもしれません。

そんなこんなで満腹になる頃には店内も満席状態。外国人は私達だけというローカルさ満点なところも魅力的なお店でした。お店でたら豪雨は過ぎ去り、まんぷくなので二駅ほど夜風を浴びながら散歩して帰りは電車に乗りましたが、電車に乗った瞬間に気がつく私達の煙臭さ。。。そりゃそうだよね店中でホルモン焼いてるんだもん。釜山に行ったら必ずまた行きたいお店になりました！

INFORMATION

店名	ペックァヤンコプチャン(백화양곱창)
住所	부산광역시 중구 남포동 자갈치로23번길 ６
電話番号	051-245-0105
営業時間	12：00～24：00
休業日	不明