雪に包まれた青森県立美術館を旅する。

青森県立美術館が評判が良いのは知っていたけど、行ってみて納得の空間でした。雪深い季節に訪れたので、駐車場から美術館の入り口までは雪の壁。

青森県立美術館が人気なのはこの美術館の建築美とサイン計画にあると思います。美術館の入り口からステキ感じがじわじわと伝わってきます。白い壁で覆われたエントランス、この広い空間を”間”として取り入れているなんとも居心地のいい空間です。壁の距離感、天井の高さ、質感、ここを作った人は感性が洗練されているんだと話しながら館内を歩いていました。他の美術館とは明らかに違いがあります。建物の構造も変わっていて自分が今どこにいるのかわからなくなる不思議な空間です。空間の使い方なのかわかりませんが落ち着く空間が広がっています。後で調べてみると、この美術館を建築したのは青木淳さんということで納得の空間でした。



名画や優れた作品を普通に展示している美術館もそれはそれでいいのですが、青森県立美術館はそれとは違い来場者を惹きつける展示の仕掛けがとても面白いと思いました。天井まで20mくらいありそうな大空間に、これまた大きな名画が3面に展示されている空間は圧巻のひと言。駐車場からここまでくる冬の寒い世界とは全く別の空間。

職員の服装はミナ ペルホネンというブランドに依頼したらしく、とても可愛らしいい。学芸員といえば目立たないようなシンプルないでたちというイメージがありましたが、この制服は印象が柔らかくほっこりしました。こういうおもてなしの心も大切ですよね。チケットを買うときからわくわくする期待感をかきたててくれました。

来場者を空間全体で楽しませてくれる仕掛けはとても良い思い出になりました。鑑賞するだけではない五感をくすぐる感じというか「体験」という印象が残りましたね。また訪れたい場所がひとつ増えました。


<DATA>
青森県立美術館
住所:青森県青森市安田字近野185
TEL:017-783-3000
入場料:一般500円、高校生300円、小中生100円
 

 
 
青森県立美術館コンセプトブック (SPACE SHOWER BOOKs)

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