蘇る記憶と鈴の音。
チャグチャグ馬コの出発地点でおなじみの鬼越蒼前神社を訪れてみました。子供の頃に祖父母に連れられて、お祭りを見に来たことがありました。着飾った馬たちは遠くで見ているぶんには華やかで綺麗でしたが、近づいてみるとその大きさと迫力に泣いてしまった記憶があります。
子供の頃に何回か行ったことのあるこの神社ですが、数十年ぶりに訪れてみるとじわじわと記憶がよみがえります。はじめは断片的ではありますが、景色を見るにつれて徐々にどんどん懐かしさが出てきました。記憶は曖昧ながら詳細に覚えている配置、並びなどがあるのは不思議です。
境内にある木々は秋色に染まり、風に吹かれて舞い、色とりどりの絨毯のように足元を埋め尽くしていました。境内にはたくさんの木があるので、四季それぞれに楽しめそうな素敵な景色です。もうすぐ真っ白な雪で覆われるこの神社へ、初詣に行ってみようかなと思いました。