メスティンとドラゴンフライでご飯を炊こう。

キャンプや登山でテント泊する時の楽しみといえば絶景もそうですが、美味しいご飯も手を抜きたくない時間です。登山を始めた頃はアルファ米を食べれば良いかなと思っていたのですが、いろんな人のブログや本を見ていく中で気になったのが「メスティンでご飯を炊くこと」。もちろんアルファ米は携帯性も良いし素晴らしい食料ですが、山のツールに惹かれちゃう心を抑えきれずにメスティンを購入しました。子供の頃にキャンプで飯ごうを使ってご飯を炊いたことはありましたが、こんなステンレスのお弁当箱みたいなものでご飯が炊けるんだとメスティンを見て驚いたのを覚えています。

気になったら調べたくなる性格なので山の先輩たちのブログなどを参考にさせていただきながら、メスティンを使った調理を色々と調べまくりました。メスティン(トランギア)とDragonFly(MSR)の組み合わせで炊くご飯に憧れるようになりました。最初に炊いた時は失敗したし、山に行くたび、キャンプに行くたびにご飯を炊くわけではないので焚き方忘れちゃっうんですよね。お出かけする前夜に水の量などおさらいしたりしてバタバタしてしまうので、この機会にまとめておこうと思います。

メスティンで炊飯する

まずは、準備するものを確認しておきましょう。メスティンにはサイズがあるのですが、夫婦で使いたい私はラージサイズを使用しています。

  • trangia(トランギア) メスティン
  • MSR ドラゴンフライ
  • 無洗米:2合(約300g)
  • お水:約400cc
  • タオル

今回はカレーが食べたいので無洗米を使って2合のご飯を炊いてみました。ご飯を炊くときに失敗できないのはお米の量とお水の配分。初めてメスティンでご飯を炊いたときは、スマホの電波が入らずお水の量を調べることができなくてなんとなくでお水を入れて炊いたのですが水が少なかったようで、芯が残った硬いお米が炊き上がりました。炊き上がったというか生のまま温まったお米という方がふさわしいかもですが。
山でのテント泊で炊飯の失敗は大ダメージなので日頃から練習しておいた方がいいですね。

お水の量ですがきちんと測るのが面倒なときに目安になるのはメスティンの内側にあるとっての丸ぽっち。この丸ぽっちの半分くらいを目安に炊くとうまく炊くことができました。

お水を適量入れたらすぐに火を入れずにしばらく水分をお米に吸わせるために30分ほど寝かせます。
お米を寝かせている間に夕日を見にお散歩したり、おかずを調理したりするといい感じに時間を使えます。私の場合はビール片手に景色を楽しむ好きな時間です。

メスティンを使って炊飯するのに固形燃料を使う方法やガスを使う方法がありますが、私はドラゴンフライを選択しました。

なぜドラゴンフライなの?
それはカッコいいのとMSR DragonFlyに憧れがあったからです。ドラゴンフライは爆音なので静かなテント場や遅い時間に使うには気を使いますが、火力の調整が細かくできるのでメスティンで炊飯するのにちょうど良いんですよね。爆音なのでドラゴンフライに火をつけた瞬間に周りの視線を感じますが、それにはすぐ慣れます(笑)
固形燃料の方が軽量だし時間もちょうどいいのかもしれませんが、どうしてもツールに惹かれちゃうんです。

ご飯を炊き始めてからしばらくするとブクブクとお米が焚かれている音がして来ます。火力も調整しながら蒸気がメスティンから出て来たら一度蓋を開けてかき混ぜた方がいいです。かき混ぜない方法もあるともいますが、失敗したくない私は一度蓋を開けてかき混ぜて全体にお米の火が通るようにします。私の炊飯スキルのせいもあると思いますが、これをやらないとお米が炊き上がっている部分と硬く芯が残ってしまう部分があり、硬くて食べれないエリアができてしまいます。

再び蓋をして数分間待つていると音が変わるのがわかります。お米を炊いている香りや、おこげのような香りがしてくるのでそのタイミングで火からおろしてタオルにぐるぐる巻きにして10〜15分ほど蒸らします。後半は慣れの部分も大きいのでやっぱり日頃から練習するのがいいですね。大切なお米なので失敗したくない!

ホカホカの炊きたてご飯の準備が整うと俄然食欲が湧いて来ます。自然の中で美味しいご飯を食べられる幸せは、日頃のモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。ツールから興味を持った山ご飯ですが、工夫次第でいろんな楽しみがあるのでどんどん調整んして見たいと思います。

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