岐阜県・奥美濃の”天空の城” 郡上八幡城。

「日本のマチュピチュ」という言葉がGoogleのCMで話題になったので、印象に残っている方が多いかもしれません。「日本のマチュピチュ」で一躍有名になったのは兵庫県にある竹田城ですが、実はほかにもこうした雲海に浮かぶ城、通称「天空の城」と呼ばれるお城が日本には幾つかあります。雲海に浮かぶ竹田城の写真はとても美しいですよね。竹田城はずっと行きたかった場所ですが、なかなか機会に恵まれず未だに行けてません。そんな中で検索していると日本には天空の城が幾つかあることに気づきました。しかも自宅からそんなに遠くない岐阜県にも天空の城があるなんて!

天空の城と呼ばれるお城たち

竹田城が一番有名になりましたが、竹田城を含めて5箇所もあるんですね。しかもすべて西日本というのは気候や地形のためなのでしょうか。お城の建築を調べていけば何か理由がわかるかもしれないので、後で調べてみようと思います。

  • 郡上八幡城(岐阜県郡上市)
  • 越前大野城(福井県大野市)
  • 竹田城跡(兵庫県朝来市)
  • 備中松山城(岡山県高梁市)
  • 津和野城(島根県津和野町)

今回は自宅からアクセスが良い岐阜県郡上市にある郡上八幡城へ行ってみることにしました。



岐阜県・奥美濃の天空の城 郡上八幡城

郡上八幡城は戦国時代末期の永禄2年(1559)、遠藤盛数が砦を築き、稲葉貞通、遠藤慶隆の興亡を経て大普請され、寛文7年(1667)、6代城主遠藤常友の修復によって幕府から城郭として認められるに至りました。明治4年(1871)の廃藩置県とともに廃城となった城は、翌年から石垣を残してすべて取りこわされました。現在の城は、昭和8年(1933)、当時の大垣城を参考に再建され、木造4層5階建の天守閣等は郡上市重要文化財に、一帯の城跡は県史跡に指定されています。

岐阜県・奥美濃の天空の城 郡上八幡城

郡上八幡城は戦国時代末期の永禄2年(1559)、遠藤盛数が砦を築き、稲葉貞通、遠藤慶隆の興亡を経て大普請され、寛文7年(1667)、6代城主遠藤常友の修復によって幕府から城郭として認められるに至りました。明治4年(1871)の廃藩置県とともに廃城となった城は、翌年から石垣を残してすべて取りこわされました。現在の城は、昭和8年(1933)、当時の大垣城を参考に再建され、木造4層5階建の天守閣等は郡上市重要文化財に、一帯の城跡は県史跡に指定されています。

いざ撮影スポットへ

郡上八幡城は郡上市の中心部に位置していますが、天空の城を撮るには郡上八幡城を取り囲む山々へ登らなければいけません。郡上市からはカーナビの画面を二度見してしまうほどくねくねが激しい256号線を車で登っていくと撮影スポットがあります。郡上八幡ICで高速を降りてから撮影スポットまで15分ほどだったと思います。道も非常にわかりやすくてアクセスがいいのですが、撮影スポットは道幅が狭くて50メートルほど歩いたところに3台停めれるくらいのスペースがありますが、路肩に停めるには安全性をきちんと確保しなければいけません。早い者勝ちですね。私が行った日は誰もいなくて到着時点では霧に覆われていたので「撮影スポットここだよね?」と不安になりましたが、足元にたくさん吸殻が落ちていたので多分ここだろうと三脚を立てました。吸殻のおかげで場所を確認できたのですが、タバコの吸殻はきちんと持ち帰るのが愛煙家のマナーですよね。写真好きならこの辺もきちんとして欲しいところです。

この日は日の出の時刻は濃霧だったので霧が晴れるのをクルマの中で仮眠して待っていたのですが、熟睡しすぎてしまい気がついた頃にはすでに雲海は消えてしまい(笑)大失敗でした。雲海はなくてもお城はバッチリ見えるので、写真は撮りましたがやはり次回は望遠レンズで雲海に浮かぶ郡上八幡城を撮ってみたいものです。

天空の城撮影に向いているレンズは?

郡上市へ向かうクルマの中でずっと気になっていたことはレンズについてでした。雲海に浮かぶ城を取るということは同じ高さの山に登る、ということは被写体からの距離がかなりある。そうです、どう考えても望遠レンズが必要なんですよね。私は望遠域のレンズを所持していないのでずっと心に引っかかっていました。所持しているレンズで最善を尽くすしかありません!

陽が昇り霧が晴れてようやくお城が顔を出したのですが、やはりなかなかの距離があります(笑)写真で見たような雲海に浮かぶ郡上八幡城はきっと場所は一緒でも望遠レンズを使っているのでしょう。私はAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDで勝負するしかありません。雲海に浮かぶ郡上八幡城を撮るにはざっくりではありますが、300mm〜600mm域のレンズがいいのではないかと思います。秋に行った「ナメゴ谷」に続き望遠レンズの必要性を感じてしまう瞬間でした。欲しいなぁ。。。


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