ナイトハイクのご褒美は初日の出と富士山の絶景。

実家に帰省しないのんびりな年末年始の連休、何をしようか考える暇もなくきてしまった連休。「初日の出」「初日の出はやっぱり富士山」というテーマで検索を始めて候補に上がったのが竜ケ岳と浜石岳ちょっと離れて高ボッチ。竜ケ岳は行ったことがないのですがダイヤモンド富士を拝める人気の絶景ポイント。竜ケ岳も浜石岳も頂上は木々に覆われていなくて見晴らしがいいので最終候補に残りました。竜ケ岳は人気スポットだけあって混雑が予想されるので、今回は近場の浜石岳でナイトハイクすることにしました。

年があけて初詣を済ませそのまま出発です。この日の高速はトラックがいないせいかものすごく空いていて快適でした。浜石岳は標高707mの低山ですが、駿河湾を一望できる絶景ポイントなんです。山頂に芝生になっていて高い木々がじゃ何ならないので撮影ポイントとしてもとても良いところです。ここなら伊豆半島の奥から登る初日の出と駿河湾、そして大切なテーマの富士山までも一望できるのです。なんと素敵な山なんでしょうか。

浜石野外センター下の駐車スペースに車を止めて早朝5時半ナイトハイク開始です。駐車場まで来た時点でかなり標高はかせげているので頂上まではあとちょっとという感じです。駐車場には7台時ほどの車がすでに停まっていて中には人がいなかったので、私たちより早くきてもう出発しているみたいでした。私たちは、この駐車場まで車で登りましたが、ここへ来る道で歩いて登っている人たちをたくさん見かけました。下から歩きで登るとけっこう疲れそうです。

日の出前ということで、辺りはまだ真っ暗な森の中をヘッドライトを装備して山道を進みます。頂上付近までは舗装道路があるのでそこを歩いてもたどり着きますが、新年早々ナイトハイクなんてのも面白いのでちょっと急な山道を進みます。舗装された道をはかなりうねうねしているので、歩いて登るコースは直登に近い感じで登っているのかもしれません。年が明けてから数時間ですが、カメラ機材を背負い登っている私は汗だくでもはや疲労感が全身から滲み出ています。最初に着ていたダウンもすぐさま脱いで、したたる汗と冷たい風の攻撃を受けながら黙々と登ります。時間を計り忘れたのですが30分ちょっとでしょうか、山頂へ到着です。ここでまさかの衝撃的な光景が目の前に広がります。

頂上手前の舗装道路にたくさんの車が路駐している。。。。。。。。。
ここまでクルマでこれたのか。。。。

なんということでしょう。新年早々汗だくになりながら登ってきたのにここまでクルマでこれるなんて。。。神様なぜでしょう。。。完全に下調べ不足でした。山頂へ着いた私たちはわかりやすい疲労感というオーラに包まれています。そしてさっきまで滴っていた汗は風とともに私の体温を奪い、結果的に風邪をひきました(笑)

山頂には三脚で準備万端なカメラマン達がたくさんいらっしゃいました。たまたま空いていた最前線へ陣取り撮影の準備です。いい場所を確保できたのはナイトハイクのご褒美でしょうか。私は広角レンズAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを使用したので、駿河湾と富士山を1枚の写真に収めることができました。日の出は伊豆半島の向こう側から上がるので、入るか入らないか微妙なところでしたがさすが14mmはいいですね。

御来光に輝く駿河湾を撮る方、初日の出で赤く染まる富士山を撮る方、同じ場所なのにカメラを構える方向はバラバラでした。赤く染まる富士はとても綺麗ですね。若干色合いは薄く感じましたが、それでもナイトハイクしてきた私たちにとってはご褒美になる赤富士です。

山頂では「浜石だけを愛する会」の方々が、コーヒーやお酒を振舞ってくれていて、初日の出のカウントダウンなど山頂の来客者を楽しませてくれました。愛されている山って素敵ですね。いただいたコーヒーでカラダがとても温まりました。ありがとうございました。


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