山の上で泊まりたい:木曽駒ヶ岳 〜日が沈む編〜

木曽駒ケ岳の山頂へお散歩して戻ってきてから、テントの中でゴロゴロしていたらまたまた睡魔に負けてしまいました。サンセットまでの待ち時間なので、そんなに長い時間は寝ていないのですが気がつくと外がすごく明るい。「あれ?朝なの?」短時間で熟睡していたせいか時間帯がわからなくなる寝ぼけよう。でも、外は明るい。テントの中が強い光に照らされているようなので外に出てみると、それは夕日でした。日中は曇りだったので強い日差しを受けることがなかったのですが、日没を前に天候が回復したみたいで太陽が出ていました。

これは綺麗な夕日が観れそうだと防寒対策をしてまたお出かけです。長く見たいけど寒くなって戻りたくあるようじゃ困りますからね、防寒対策は必須です。さて、次の問題はどこで見るか。周りを見渡すとテント泊の方々は木曽駒ケ岳の頂上へ向かっている方、中岳の頂上を目指している方、それぞれにバラバラです。2回目の睡魔に負ける前にお散歩してきたコースからの景色が忘れられず、私は頂上木曽小屋への巻道からサンセットを楽しむことにしました。あのコースはちょうど西向きなのでサンセットにはもってこいだし、御嶽山もバッチリ見ることができるのです。



山の緑、険しい岩場、遠くの御嶽山がピンク色に染まっていく光景は、いつもの忙しさを洗い流してくれるような美しい景色でした。何層にも重なった雲の隙間から見える夕日はみるみるうちに沈んでいきます。空の色を変えながら今日が終わっていく。御嶽山は雲の中に包まれていますね、頂上付近だけ頭を出しています。静かな時間は流れていき、私のメモリーカードもいっぱいに。色温度を調整しながら、構図を変えながら、雲の流れを待ちながら、こういう時間が良いですよね。

自分のわがままな時間。

テントに戻ったら完全に暗くなる前に夕食の準備です。この日の夕食はラーメンとおにぎりなので準備というほどでもないし、写真に撮ることもなく一瞬で完食。来る途中に宝剣山荘で購入したビールをいただきます。ワインとチーズなんかを食べながらおシャレにキメたいところですが、重いので今回はクルマに置いてきてしまいました。登山に向いていそうなパウチに入ったワインをいつも試してみたいと思いながらいつも忘れてしまいます。前日に思い出して「あ、買い忘れたから次回試そう」てな感じです。そんな私が狙っているのが「プラティパス・プラティ・プリザーブ」というプラティパスが出しているワインを入れて酸化防止しながら持ち歩ける製品。これなら後1も出ないし、持ち帰りもらくらく。それに、自分が好きなワインを持ち歩けるのでとても気になっています。

食後の珈琲を飲みながら月をながめていたら雨がパラついてきました。先ほどの美しいサンセットで忘れていましたが、そうそう、今日はあまり天気が良くない日でしたね。そそくさとテントにこもりさけるチーズを割きながら時間をつぶします。さけるチーズ、いつもながら大活躍。

テントにぶつかる雨音を聞きながら食べるさけるチーズ。こういう何もしない時間は定期的に欲しくなります。テレビもスマホも強制的に使えない環境はある意味ありがたい。風に流され上から降ったり、横から降ったり。雨音もリズムの変化があるので面白い。気がつくとまた居眠りしていました。こんなに寝てしまっては、長い夜に眠れなくなったらどうしようという不安にかられます。雨音が止んだの外の様子を見てみると、うっすら明るい。満月なので星空は期待できないと思っていましたが、お月見は楽しめそうです。


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